2008年3月25日

しばしの

sora'mama

今日からとぉさんの出張につき、1週間ほど実家へ

しかも、土曜には従兄弟の結婚式があり、もちろんとぉさんもsoraもご出席

どんな事になるのやら・・・?

実家にPCがないので、しばしブログはお休みです

今soraは、とぉさんの膝の上でミルクを飲ませてもらっています

まだ、手で持つことを覚えていないので、態度でかく見えます


それから、今日はとぉさんの誕生日!!祝40歳!

いつまでも元気で仲良くいましょうね

愛してますよ~!


sora'papa


気づけば40歳
たった今はじめて40という年齢を意識してみた
ん~果たして自分は40たり得るのだろうか?
年に先を越されないよう改めて身を引き締めて歩んでゆこう

平均寿命から考えれば人生の折り返し点
残りの加速度的な40年

かぁさんとsora
美味しいものをたくさん食べて飲んで作って
ゆるやかに苦楽を楽しんでゆきたいですね
これからもよろしくお願いいたします


ところで昨晩は
かぁさんとsoraに誕生日を祝ってもらいました
麻婆豆腐、大根とベーコンのアグー、きんぴらゴボウ、味噌汁(全部とぉさんのリクエスト)
やっぱりかぁさんの手料理はなにより一番
愛情の染みこんだ数々の料理に舌鼓!

飲んだお酒は
ロワールの赤Christian Chaussard/You Are so beautiful
名前がまたいい!
中身がまたいい!
さすがはクリスチャンショサール

大満足の一夜でした
かぁさんほんとうにありがとう
日々感謝しています

Christian Chaussard/You Are so beautiful

2008年3月24日

お食い初め

sora'mama

「子供が一生、食べ物に困らないように願い赤ちゃんに食べ物を食べさせる儀式」

だそうで

やってみました、お食い初め!

正式にすると、とても大変なので、できる限りのことで
白飯・澄まし汁(昆布と鯛)・蕗と鶏の煮物
お頭付き鯛のお刺身(本来は焼きで)
小豆島のグリーンオリーブ・
世界一旨い春ちゃんのチャンジャ
(この辺は 親の好みで)

これだけの品を用意しましたよ!とぉさんが・・
しかもとぉさんのこの日の料理は味付けも実に
上品で旨い!
普段は「え~、おいしい?」と、言うくらいなのに
今回は本人も驚くほどのお味だったようで、soraと遊んでばかりいた私は若干の
敗北感を 感じながらもとぉさんの料理を満喫させてもらいました

soraが美味しいご飯を毎日食べられますように・・
soraと一緒に美味しいものを作れますように・・
三人毎日笑顔で食卓を囲めますように・・

お食い初めとは関係ないのですが、この日のお酒は
「Cremant D'Alsace Domaine GRESSER」でした
とぉさんの親友・前ちゃんからのお祝いでいただきました
開けたてはかなりドライなクレマンでしたが、お吸い物の上品な出汁の風味を
損なわず、 そしてグラスを重ねるごとにジューシーな甘みが出てきて、
最後はデザート代わりにも いけそうな、食事と合わせるにはばっちりな1本でした

soraと美味しいお酒を一緒に飲める日が来ますように・・
三人で楽しい晩酌ができますように・・


sora'papa

お食い初めやってよかった


お食い初め(おくいぞめ)」は地域によって、様々な呼び名があるようです
・初めて魚を食すため「真魚(まな)始め」
・初めての箸使いで「箸揃え」「箸祝い」
・お祝いを生後100~120日前後に執り行うので「百日(ももか)の祝い」
・丈夫な歯が生えるように「歯がため」・・・歯固めの小石をあてがう

一般的なお品がきは“一汁三菜”
1.焼き魚(鯛の尾頭付き)・・・我が家では刺身
2.すまし汁(鯛や鯉の実)
3.煮物(蕗など)
4.香のもの
5.赤飯や白飯


食す順番は
まず鯛を口にあてがい食べさせるマネをし、
その次ぎに箸を小石にチョンとつけ、
その箸をあかちゃんの歯茎にあてます
この時、石のように丈夫な歯が生えるますようにとお願いするのだそうです
正式には飯、汁、飯、魚、飯の順に三回食べさせるマネをするとのことですが、
ここで大切なのは順番や形式ではなく、しっかりと願いをかけて執り行うことでしょう





節句や伝統的な祝い事は何かしら意味があるもの
これからもその意味や思いをsoraに伝えてゆきたいと思います




使った箸はお世話になっている

kitaさんから誕生祝いに戴いたもの


成長に併せて一揃えなので

今後も大活躍でしょう




翌朝(けさのこと)



残った鯛刺しと鯛のあらを使って



鯛茶漬けと鯛のあら汁をいただきました





昼には

手作りシナモンロールと珈琲

作るのを楽しめば暮らしは豊かになる

近頃、そんな当たり前のことの

大切さを感じています

これも、かぁさんのおかげ

そして、soraのおかげです




Cremant D'Alsace Domaine GRESSER



2008年3月22日

祝!100日目


sora'mama

抜けるような青空 春の訪れと共に今日無事に100日を迎えました

朝食にかぁちゃんの手作りパンととぉちゃんの特製リンゴのコンポートを
美味しいまろやかマンデリン珈琲といただき、
あまりにも気持ちの良いのどかな朝だったので、

「散歩しようか」と

ちょうど自宅の裏には復元された歴史的な建物があり、誰でも散策できるので
最近のお散歩ルートに
暖かな季節に雪をかぶった岩手山の眺めはとても素晴らしく、冬に見る姿とはまた違った
清々しさがありました

soraはまだ明るい日差しがきびしいらしく、終始渋い旅人のような顔をしていました
1年後にはこの辺りをだっこじゃなく、走り回ってるんだろうなぁ、なんて思うと
今はまだまだカニのあぶく小僧だけど、だっこできる今は、それはそれでよし・・と

午後には「お食い初め」の儀式に使うお頭付き鯛を仕入れに行かねば
  
  
sora'papa

ここ数日、なぜか小麦を中心に食している(めずらしいことだ)
  
一昨昨日→
昼;かぁさん手作りパン、夜;チキンのクリームシチュー+・・・+ご飯+Blanc de Noir2004/BINNER(アルザス、ピノノワールの白ワイン)~ピノらしさ溢れるなかなかの白ワイン、ロゼシャンパンから泡を抜いたような、イチゴのリキュールのようなあまりみかけない雰囲気
  
一昨日→
朝;かぁさんの手作りパン、昼;とぉさんの手打ちうどん(初チャレンジ)、夜;チキンソテークリームソース+・・・+ご飯+Blanc de Noir2004/BINNER抜栓2日目+デザート;Ayaリンゴのキャラメリーゼ+レモンチェロ(知人の手作り)~甘すぎずなかなかいける
  
昨日→
朝;納豆ご飯+卵焼+浅葱・豆腐・油揚の味噌汁、昼;ルッコラ・ベーコンのあっさりペペロンチーノ夜;ポトフ+佐々恵サラダ+アボガド・トマト・モッツァレラ(知人の手作り)+ご飯+Biere de Printemps/JENLAIN(賞味期限を6年過ぎた超熟成フレンチビールジャンラン・プランタン)~口開けは“んー・・・”といった感じでしたが、2杯目以降優しいガス感、本領発揮、最後はかなり濃い感じでgoo!

今日→
朝;かぁさんの手作りぱん+とぉさん手作りデザートリンゴとタンカンの珈琲煮、昼;しらす・浅葱のぺぺろんちーの+オニオンスープ

価格が高騰する中、日本人の食生活の多様性はまたあらたな展開をしてゆくのでしょうか?
さて、今夜は何を飲もうか!!
ウキキキキ!

その前にお食い初めやった!






Blanc de Noir2004/BINNER(アルザス、ピノノワールの白ワイン)

Biere de Printemps/JENLAIN

2008年3月20日

出産20071214

sora'papa

この日、盛岡は昨夜の雪で一面真っ白に清められて輝いていた
うえを見上げれば晴れわたった青空


12時30分、分娩室、ついに出産の処置が始まった
と、思ったら10分ほどで看護婦さんがでてきた
  
え!
「ん~、まだですね、やっぱり数時間かかるかも、でも、このまま分娩室ね」
「ほぇ・・・」
  
それから十数分後、またまた
「もぅ、産まれますぅ」と走り去る看護婦さん
「ふぉ・・・」
  
分娩室からは助産婦さんのかけ声にあわせていきみ声がかすかに漏れてくる
いよいよか!
  
ところが、数分後、突然、
  
「ピィーーーーーーピィーーーーーーピィーーーーーー」
  
分娩室の奥から警報音が鳴り響く
看護婦さんが分娩室から飛び出してきた
目の前を無言で走り去る
しばらく、バタバタとあわただしい院内
  
「ナニ?ナニ!ナニ?ナニ!ナンナノ、ナンナノ!!!」
  
その後、ひとりの看護婦さんが
「急に赤ちゃんの心音が低下したので一旦産むのをやめます、また時間おいて、、、」
と、そのまま走り去る
  
え・・・あ・・・え・・・
「えっ!なんなのそれ!」
  
いいようのない不安が渦巻く
しかしどうにもやり場がない
時刻は13時をまわっている、しばらくすると、また
  
「産まれますぅ」
と走り去ってゆく看護婦さん
  
厚く閉ざされた分娩室の扉にへばりつき、どうにもならない中の様子をうかがう
助産婦さんのかけ声、併せていきむ声がかすかに聞こえる
  
「ホラ、がんばって、おなかの赤ちゃんもつらいんだから!」
「んぐぅ、、、」
「ハイ!いきんでっ!」
「はうっ、、、」
「はい、深呼吸深呼吸、大丈夫大丈夫、みえてきたよぉ!」
「まだまだ、いきまないいきまない!、ゆっくり息吸って!」
  
そんなやりとりが続いていた
大丈夫か!、、、なんとか無事でいて!、、、母子共に!、、、なんとか!、、、
祈り、願う、
しかし、無力だ、、、、、
  
祈る以外にできることなどなにもない
でも、それがおとこというものなのだとあらためて思う
(立ち会いのための講習会も受けた、しかしここでは原則立ち会いはしていない)
  
やはりこれはこれで苦しいものだ
この苦しみはまた、男にしかわからないことなのかもしれない
  
期待、不安、祈り、、、期待、不安、祈り、、、
交互に打ち寄せる波にのみこまれそうだ
これほど強く祈り、願ったことがあっただろうか?
  
ほどなく、音の少なくなった分娩室からなんとなく聞こえた言葉があった
「ん~よくがんばったねぇ・・・」
  
「・・・!・・・?・・・」
それからしばらくして、ようやく
  
「フンギャー、ンギャー、ンギャー」
  
とうとう、産声があがった!
元気な男の子だ
  
よくドラマで見るシーンのようだ(音声のみだが)
でも、現実感があるようなないような
ふわふわした心地のなかにある種の充実感が少しずつこみ上げてくる
  
待望のいのち、、、
無事でいてくれて良かった、、、
ありがとう、、、
  
だれにともなく感謝の念が漏れる
おもうことはただただ、それだけ
それまでの不安は嘘のように溶けて消えてゆく
  
「やった!」

おもわずつぶやいていた
なんどもなんどもつぶやいていた
  
  
そして、後日、衝撃的事実が医師から明かされた
診断書に書かれた
「異常分娩、胎児仮死」の文字
医師は妊婦や家族の動揺を考慮してその場では告げなかったようだ
大きな苦難を乗り越えて、無事でいてくれたことに一生感謝します
    
sora誕生!
2007年12月14日13時46分 蒼天
2,874g  49.0cm  A型

出産当日20071214

sora'papa

朝8時30頃、産院到着

すぐに陣痛室で診察が始まる
「ん~、子宮口がまだぜんぜん開いてませんねぇ」
「びょぇえぇぇぇ~」

そして、さらに助産婦さんから軽くひとこと
「この調子だと夕方くらいになりそうだからいったんうちに帰りますか?」
「え゛ぇ゛ぇぇぇ、イ゛ヤ゛ァ゛ー、い゛だぃ゛ー、き゛も゛ぢわ゛る゛い゛ー」

ひとまず、陣痛室に残してもらう
この時、子宮口3cm、痛みはすでに尋常でない
ベッドのパイプも、鷲掴みにされたとぉさんの腕もへし折られそうだよへ(∋▼∈)へ


定期的に助産婦さんや看護婦さんが様子をみにくるも子宮口の開きは

まず、のんきなもんだ
その間、陣痛室→診察のため分娩室→陣痛室→2Fの大部屋→陣痛室

と、いったりきたり
数度の注射(子宮口を軟らかくするためのもの)やらなにやら、てんにゃわんにゃ

昼過ぎ、吐き気といきみたい感が激しくなり
「あ゛ぁあ゛ぁあ゛ぁあ゛ぁ、ん゛ー。も゛ーだじだぃ゛ー、うんちしたいー」
「・・・」
(!、、、あぁ!いきみたいのね)
「いきみたいー」
もうなんだかわからないまま、ふたたび分娩室にて診察、、、
子宮口はいまだ4,5cmほど、陣痛は激痛、吐き気、いきみ感は絶頂へ

「ちょっと開いてきたけど、まだかなぁ、初産は時間かかるからねぇ」
「ぎょぇえぇえぇえぇー」

と、

また陣痛室へ出戻りかと思いきや、急にあわただしくバタバタ走り回る看護婦さんたち
緊張と共に走りながら、看護婦さんが
「このまま産んじゃいますぅー」  と走り去る

「はい、、、は?、ぇ?、ぇ?、えっ!」

どうやら子宮口が急に開き始めたようだ
この時、子宮口8cm、ほぼ全開!

出産前夜20071213

sora'papa

この日の盛岡は大雪
かぁさんの顔がいつになくぱんぱんにむくんでいる

「あらあらあららら、そろそろかなぁ」
「うん、そうかもね」

夕方、夜中に産気づいてもいいように庭の雪掻きをはじめた
ガゴゴゴゴゴー  ガゴゴゴゴゴー

ん~広い、、、ん~ん~
1時間ほど雪掻きしたころだろうか

ガラガラガラ~
「あたしもやるぅ~」

と如意棒片手にむくんだかぁさんがひょいとでてきた

「コラコラ、ダメダメ!」
「いやぁ!やるのぉ~」
言い出したら聞かない質だ

「じゃあ車の雪下ろしおねがい」
「ウキッ、ウキキッ」
子供のように楽しそうに雪下ろしをしている


い汗かいて夕飯食べて満足満足

夜20時をまわったころだったろうか、、、
ホゲッとテレビをみていたら

「orz、あつつつつ、・・・」
「ん!・・・陣痛?・・・来た?」
「・・・そうみたい」

「じゃじゃじゃじゃじゃ」

最初は 15~20分間隔、痛みは数秒から十数秒ほどでやむ

痛みの感じは生理に似ているようだ

時計の針がすすむ
徐々に痛みが増してくる
チクチクタクタク、陣痛街道まっしぐら


陣痛開始から8時間、翌午前4時をまわると、
     10分をきり8分間隔、痛みは30~50秒続く

かなり痛みがきつくなってきた、ここでかかりつけの産院に電話
「ん゛ぐがぁ゛ー、い゛だい゛ぃ゛ー」
「そうですか、じゃぁ、5分間隔になったらもういちど電話下さい」

だど、、、
ちなみに自宅から産院までは歩いても5分、車で1分なのだ
おそらく、遠ければ準備してきて下さいと言われるところだろう

7時をまわるといよいよキツイ
      6分間隔、激しい痛みは30~60秒つづくが、常に苦しい

8時過ぎ、6分間隔のままもう限界、産院に再度電話
「もう、いぐぅ~」
「じゃぁ、来て下さい」

車でぴゅ、、、あっという間の産院到着

初ブログ~soraへ 

sora'mama

皆さん、はじめまして
このブログは2007年12月14日に誕生しました、soraの一歩ずつの
成長と喜び(時には苦しみ!?)の記憶を忘れてしまわないようにと、立ち上げました

なので親バカ度たっぷりだと思いますよ

でも、いつかsoraがこうして育ってきたことを見てくれたら、嬉しいな~

なのでアホなことは控えていきたいと思います(できるかな!?)


まずは、soraが誕生するまでのお話しでも

sora'papa

みなさんこんにちは
もちろんバカ親Ⅱです

いったいどんなふうに育ってゆくのか
写真をとおして
今のsoraを記憶と記録の狭間でゆらゆらと撮ってまいります

これから出産を控えている方
同じく子育てにおおあらわの方
ぜんぜん関係ないけど赤ちゃん写真に興味のある方
そして、人生の先輩方からのご助言をお待ちしております